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1959年生まれ。

旭川医科大学医学部医学科卒業後、国立武蔵療養所精神科で臨床研修。その後、早稲田大学第一文学部哲学科に学士編入学。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程を修了。同博士後期課程単位取得満期退学。関東健康管理センター診療所所長、横浜国立大学非常勤講師などを経て 1999年群馬大学医学部助教授。2003年に同教授、04年より同大学院医学哲学・倫理学分野 教授。医療倫理学のほか、教養教育ではハイデガー、ニーチェ、シェイクスピアの講読、性・家族・死の倫理学などを担当し、06年および07年度、群馬大学ベストティーチャー賞受賞。研究書の他、気取らず読みやすく多角的なものの見方を養う教科書『医療倫理学のABC』(伊東隆雄と共著、メヂカルフレンド社)を上梓-本巻の4つのケースの原案はこの書から採られている。医学生時代には文芸部と写真部に属し、また別役実や太田省吾の劇作をはじめ数多くの舞台を観てきた。群馬大学着任後、学生や伊東らと共に前橋文学会の立ち上げに参加し現在も月例文芸読書会、同人誌発行を続けている。これらが本企画を生むもととなった。文学・演劇・映画をめぐり本気で議論を交わし合ってきた旧くからの友人たちに参加を呼びかけ、制作委員会が構成された。

服部 健司

群馬大学大学院医学系研究科

医学哲学・倫理学分野 教授

企画・監修

1955年生まれ。

旭川医科大学医学部医学科卒業後、同大学精神医学講座にて研修。その後は臨床精神科医として、北海道立紋別病院精神科医長、芦別精療院副院長、西八王子病院、新所沢清和病院勤務などを経て、2008年より萌仁会荻野病院診療部長。学生時代から中村克己や服部らとともに文芸雑誌の発行や創作活動を続けてきた。1999年より群馬大学医学部非常勤講師。授業の中で臨床現場での困難な事例を学生に投げかけ、ともに悩み、また文芸読書会では作品を骨の髄まで味わいつくす快楽を学生と共有している。これらの医療・教育・文学活動の延長として今回の企画に参加。『医療倫理学のABC』メヂカルフレンド社(共著)、『シネマの中の人間と医療』医療文化社(浅井篤編著)などの医療倫理学領域の著書のほか、『詩集ソネット』『詩集ぼくの森は老いている』(あうら書房)『詩集ポチ ザ ドッグ』(前橋文学会)などの詩集がある。

伊東 隆雄

旭川大学 教授

群馬大学医学部 非常勤講師

監修

1966年生まれ。

日本大学芸術学部映画学科卒業後、東映系映像プロダクションにて数多く演出を経験した後、2000年にフリー。映像ディレクターとしてドラマ、ドキュメンタリーからCMや教育映像、企業ビデオまで広く映像活動を展開。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭98(オフシアター部門)グランプリ、東京ネットムービーフェスティバル2004グランプリ、西東京市民映画祭2007グランプリ、ほか受賞歴多数。日本映画監督協会会員・日本アカデミー賞協会会員。

越坂 康史

OPEN EYES

監督
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